ひな型シート2行目
ひな型の2行目
ひな型の2行目は、XCuteに付加情報を与えます。
R2C1 HTML文書全体の横方向のAlign
HTML文書全体の横方向のAlignを指定します。
Left, Rightが指定でき、指定なしの時はCenterです。
R2C2 ブラウザへのよりよい対応
ブラウザバグへの対応、入力規則を元にタグ差込を行うときのレベル等を指定できます。
参照
○NotIe6LineBugFixスイッチ
○ValidLevelスイッチ
○NotHighSpeedスイッチ
○ExcelValidCheckスイッチ
R2C3 入力エラーフックとセキュリティ
入力規則のエラーをフックしたり、セキュリティ上問題のある文字のSetを規制できます。
参照
○ValidationErrスイッチ
○NoSetCharスイッチ
R2C4 キャッシュ制御、プログレスバー、HTTPヘッダー
参照
○NoCacheスイッチ
○NoLCacheスイッチ
○LCacheEraseスイッチ
○ProgressMessスイッチ
○AppendHeaderスイッチ
R2C5 ひな型シートの代わりに使うHTMLファイルを指定(Template)
通常は、ExcelのワークシートをHTML変換してブラウザに応答しますが、HTMLエディタなどで作成したテンプレートHTMLファイルを使うこともできます。
テンプレートHTMLファイルは、procgi.exe
と同じフォルダー(procgiフォルダー)におきます。
テンプレートHTMLファイルの内に、_RyCx_
と記述しておけば、ワークシートのRyCxセルの値に置き換えられます。
ProcgiフォルダーのProWebErr.htmやDownLoad.htmファイルは、このテンプレートファイルの使用例です。
R2C6 エラー・トラップ
XCuteでは、Setコマンドなどが正しく実行され、MyCookieやRunBによるマクロの実行が終了して、WriteReportやReadReportコマンドが実行される直前の状態になった段階で、エラー・トラップを行えます。 このセルにより、前半処理のエラー・トラップを記述できます。 一般的には、Messageコマンド等により、エラーメッセージを返し、処理を中断します。
つぎは、2つにセルの両方が空の時にブラウザにエラーを表示する例です。
=IF(AND(R10C2="",R11C2=""),"Message=XあるいはYのどちらかにデータを入れてください","")
上記は計算式を使った例ですが、RunBを使ってマクロでエラーを判断し、その結果をR2C6セルにMesssage=…とすることも可能です。
また、ここにはMessageコマンド以外Goto
コマンドも指定できます。
参照
○Messageコマンド
R2C7 Excelファイルのダウンロード、アップロード関連
Excelファイルのダウンロード、アップロードに関して制御できます。
参照
○Saveスイッチ
○Downloadスイッチ
○WriteTmpスイッチ
○Uploadスイッチ
○Upload2スイッチ
○ExcelOpenスイッチ
R2C8以降 補助コマンドの記述
NextやFilterなどのサブコマンドと、INC,Cookie,Runなどの特殊コマンドを指定できます。
これらのコマンドは、R2C8以降のセルに連続して記述してください。R2C8以降のセルに空白を見つけると、コマンドのスキャンを中止します。
R2C8以降セルには、GOTO
RyCx 書式のコマンドが使え、処理を分岐させることもできます。
参照
○Nextコマンド
○Filterコマンド
○Sortコマンド
○CHG_SQLコマンド
○XMLコマンド
○INCコマンド
○RPLコマンド
○Cookieコマンド
○RUNコマンド
○GOTOコマンド