サーバサイドキャッシュを使用する際の注意点
データベースはその性質上、常に書き換えが行われ内容が変わることから、同じクエリーストリングを発行しても結果が異なる場合があります。
データベースの出力結果をキャッシュしてしまいますと実際の内容と異なる結果が表示されてしまう可能性があるため、データを書き換える度にキャッシュを消去してキャッシュした結果を出さないようにする必要があります。
・XCuteからデータを書き込む場合
ReadReportもしくはOverReadするひな型のR2C4セルにNoLCache|LCacheEraseを入れキャッシュを消去する。
コマンド連鎖を用いてデータベース書き換え直後にひな型を遷移する場合は遷移先のR2C4セルにNoLCache|LCacheEraseスイッチを入れて下さい、HTML化するひな型でないとキャッシュは消去されません。
・他のシステムからXCuteが参照するデータベースに書き込む場合
XCuteのひな型、R2C4セルにNoLCache|LCacheEraseスイッチを設定したシートを用意し、連携したシステムがデータベースを書き換えると同時にそのシートをWriteSheetするクエリストリングを発行する。
利用可能バージョン
XCute
Build (12or13).12.14以降
参照
○サーバサイドキャッシュの概要
○サーバサイドキャッシュ有効化方法
○NoLCacheスイッチ
○LCacheEraseスイッチ
○ひな型シート2行目
○proles.iniファイル