ブラウザからExcelを開く

 XCuteはVer9で、IEブラウザからExcelを開き、クライアントでExcelを使ってデータ入力ができる機能(ExcelOpen)を実装しました。
この機能は、XCuteならではの機能に育ち、広く使われています。一方、「マクロをフルで使いたい」、「ファイヤーウォールもIE並みに通せ」とユーザから要求も高まりました。また、Microsoft社は、Excel2003ではIEと同じウインドウにExcelを表示していたが、Excel2007や2010では、IEとは別ウインドウでExcelを表示する方向に仕様を変えました。(http://support.microsoft.com/kb/927009/ja
このため、IEVer9のファイルダウンロードは、Google ChromeやFireFoxなどとのそれと似てきました。
このような状況を踏まえXCuteVer11.7では、Chrome,FireFox, Safari,OperaなどのブラウザでもIE並みにExcelOpenを使えるようにしました。

 なお、ExcelOpen機能を開発する時は、開発(サーバー)側とクライアント側のパソコンを別OSで使ってください。1台のマシンで、テストを行うとExcelが誤動作する危険があります。

1)Chrome,FireFox, Safari,Operaなどのブラウザでも使えるExcelOpen
 下図は、FireFoxからExcelを開いた時です。

 

2)XCuteナビのExcelOpen_HelpによるブラウザおよびExcelの両方に対応したレポートの自動作成
 下のように、入力規則が設定されたExcelシートで右クリックして、XCuteナビのExcelOpen_Helpを選ぶと、このひな型シートからExcelOpenのひな型ブックが自動作成され、続いてテーブルとレポートが作成され、WriteReportコマンドがすぐ使えます。

レポートの自動作成の詳細は、単票形式一覧表形式がありますので参照してください。さらに、検索ページやPopUpListも自動作成もできます。
ExcelOpenついての詳しい情報は当社のHPに掲載されている「ExcelOpenの解説」をダウンロードし参照願います。

 ExcelOpenスイッチ
 WriteTmpスイッチ