各種データベース対応 

 XCuteは、Access以外のデータベースにはODBCなどを経由して接続し各種データベースを利用できます。実際のテーブルの操作は、SQL文を介して行われます。データベースにより、SQL文に多少の個性は存在しますが共通に扱えます。
 データ型については、各種データベースで多少取り扱い方がちがいますが、XCuteとして共通に扱っています。
データベースのデータ型には、文字列、数値、日付と言った基本のデータ型と、画像や音声データなどのバイナリーデータを扱うためにデータベース固有に拡張したデータ型があります。
後者の拡張したデータ型は、XCuteではExcel経由で読み書きすることはないという前提で、取り扱ってはいません。
基本のデータ型については、Access,SQL-Server,Oracleは問題ないのですが、IBMのDB2特にAS400の場合には注意が必要です。

最新情報は下記ページを参照願います。各種データベースと使用可能なデータ型も下記にございます。
https://www.microlab.jp/xcutedoc/Documents/sup_db/index.htm

☆各種データベースのデータ型で取り扱いが微妙に違うのは、日付型です。XCuteのSQLパネルなどで直接使用する時の日付型の書式は、Accessでは#yyyy-mm-dd hh:nn:ss#、SQL-Serverでは'yyyy-mm-dd hh:nn:ss'です。Oracleは、TO_DATEを使ってください。


XCuteFW3.5/FW4.8のDB予約語
 XCute FW3.5/FW4.8は、Microsoft社の最新の開発環境 .Net FrameWork に対応ですが、DBの予約語が厳しく、XCute Ver11では問題なかった列名などがエラーとなる場合があります。その時は、列名を変更するか、列名を[ ] で括り、対応してください。

参照
 ○
リビジョン管理による排他制御
 ○多国語対応(UTF-8)
 ○SQL文の指定パネル
 ○EXT_SQLコマンド
 ○DBの排他制御