多国語対応(UTF-8対応)

1)HTMLドキュメント
 HTMLドキュメントの文字コードの決定は、proles.iniの[CGI]セクションの「Charset」にて行います。デフォルトは「UTF-8」です。

2)データベース
 

2.1)Access
 特に何もせずに、多国語に対応しています。

2.2)MySQL(Ver8以降)、
 DBの作成時にCharSetをUTF-8と指定します。utf8mb4としても、ODBCドライバの制約で4byte utf8の文字は「?」文字に置換されます。

2.3)PostgreSQL(Ver9以降)、
 DBの作成時にCharSetをUTF-8と指定します。

2.4)DB2(Ver9以降)
 多国語用の特別な設定はありません。

2.5)ORACLE(11g以降)
 多国語に対応させるフィールド(列)をncharnvarcharに設定します。但し、データベース・キャラクター・セットをUTF-8にしてDBを作成するとともに、環境変数をNLS_LANG=JAPANESE_JAPAN.UTF8とセットします。

2.5)SQL Server(2005以降)
 多国語に対応させるフィールド(列)をncharやnvarcharに設定し、SQL文の多国語対応の文字列定数には、Nプレフィックスを付けることが必要です。

 XCuteでは、ncharnvarcharを指定したフィールドを特定する為、下記のように手動でNational を指定します。



 Nプレフィックスについては、通常のFilterコマンドはXCute内部で書式を整えますので何ら変更はありません。Filter()では、括弧内がそのままSQL文のWhere句に追加されますので、Nプレフィックスは必要です。CHG_SQLコマンドも同様、Nプレフィックスは必要です。下記は、Nプレフィックスを付けたSQL文です。
SELECT *  FROM MyM  WHERE (nvarc LIKE N'%ÀÁ%')

 XCuteのフィルターでは、Nプレフィックスは下記のように指定します。


参照
 ○
リビジョン管理による排他制御
 ○各種データベース対応
 ○SQL文の指定パネル
 ○EXT_SQLコマンド
 ○DBの排他制御