サービスの持続

ブラウザからのリクエストが瞬時に多発すると、XCuteは処理できなくなり最悪のケースではサービス不能となります。これを避けるため、XCuteではつぎの対策を取っています。

連続リクエスト防止
proles.ini ファイルのDenyContiClick1に設定すると、ボタンやリンクの連続クリック抑制Javaスクリプトを差込みます。
DenyContiClickは、他のJavaスクリプトと衝突する場合やJavaスクリプトが無効なブラウザ(iモードなど)では、設定することは避けてください。
proles.ini ファイルのDenyContiRequest1に設定すると、ブラウザのリロードボタンなどを連続クリックした場合など、同一のリクエストが連続した場合、サーバー側で1つ前のリクエストをキャンセルします。

ブラウザからのリクエスト数の制限
ブラウザからのリクエストがサーバマシンに集中すると、サーバマシンはリクエストを処理しきれず、サーバ側にリクエストが貯まります。場合によっては、「progie.exe のタイムアウト」メッセージが表示されます。
無意味なリクエストが貯まることを避けるには、proles.ini ファイルのMaxRequestによりサーバマシンに貯まるリクエストの上限を設定します。MaxRequestは、5〜10程度に設定します。
設定値以上のリクエストには、ブラウザにエラーメッセージメッセージが表示されます。

クエリー文字の最大値
ブラウザからのリクエストは、クエリー文字列としてHTTPサーバー側へ渡され、procgi.exe が受け取ります。この時、サーバー側の処理を越えた文字列を投げセキュリティの欠陥をつく攻撃手段もあります。
このような攻撃を未然に防ぐため、XCute側が受け取るクエリー文字列の文字数の最大値をproles.Ini ファイルで設定できます。
PostDataAcceptLimit ... Post時(FormタグのAction="Post"の時)
GetDataAcceptLimit ... Get時(A Href="prodgi.exe?.."の時)


参照
 ○
proles.ini ファイル