INS, DEL, UPD指示子
ひな型の設定画面の「読取時の行削除を指定するセル(=削除セル)」でセル番地を指定することができ、指定したセルの値が「Del」の場合にレコードは削除されます。
これが削除セルの本来の使い方ですが、「Ins」あるいは「Upd」も指定できます。
削除セル未設定でデータ更新を行った時は、テーブルにキーがあればUpDate、キーが無ければInsertを行います。
削除セルに「Ins」「Upd」を設定した時は、下記のように動作します。
削除セルに「Ins」を指定
Insert(挿入)とみなされ、テーブルに同一のキーがある時は、次のエラーが発生します。
DB Error Insert: This Key already assigned. Cannot insert
削除セルに「Upd」を指定
UpDate(更新)とみなされ、キーがテーブルに存在しない時、次のエラーが発生します。
DB
Error Update: This Key is new. Cannot update
新たなキーを入力させデータをInsertさせる処理を作成した場合、既にテーブルにそのキーが存在するとUpdateしてデータを書き換えてしまいます。削除セルにIns指示子を指定しておくと、このようなミスマッチを避けられます。
参照
○ひな形の設定