本ドキュメントは、XCute Ver10とウイルス対策ソフトの組み合わせを行う場合について記述します。 各ウイルス対策ソフト対応については以下の表をご参照ください。 ※2009年3月現在における最新版ウイルス対策ソフトおよび、XCute Ver10にて検証。 本ドキュメントは、各社ウイルス対策ソフトを検証した結果であり、ウイルス対策ソフトとXCuteの相性を保障するものではありません。 相性等が発生したというご連絡を受けたウイルス対策ソフトは、本表にて対応可であっても、対応不可に変更させていただきます。 下記リストにあるウイルス対策ソフトを使う際は、最新のantivir.iniが必要になります。 こちらより取得し、C:\InetPub\XCute10\initialフォルダにコピーし、ご利用ください。 Windows CGI Module 対応: ○=追加ソフトなしで対応, △=ClamWinを別途導入することにより対応, ×=対応できません
Linux CGI Module
XCute側での確認 XCuteを動作させるシステムにウイルス対策ソフトがインストールされていると、コンディションチェックにて、以下のメッセージが出力され確認できます。 http://localhost/procgi10/procond.exe?ver ![]() この例はClamWinの例です。 対応するウイルス対策ソフトが規定のインストールをされていれば、このようにXCuteが発見し報告します。 もしもXCuteがサポートしているウイルス対策ソフトにもかかわらず認識できない場合は、規定のオプションでインストールしなおしてください。 ※「ウイルスバスター2009」、「Norton AntiVirus 2009」など、対応が「△」の物は、別途ClamWinを導入する必要がありますが、この場合XCuteはClamWinを発見して報告します。 XCuteにおける、ウイルス対策ソフトサポートのしくみ ウイルス対策ソフトによるリアルタイムスキャンは、XCuteのアップロードのしくみを利用してアップロードされたファイルに対しても有効であり、リアルタイムスキャンによりアップロードされたファイルを自動修復されたり、削除されたりした場合は、それをXCuteが検知することはできません。 また、XCuteは、クライアントからのリクエストを実行指示ファイル等によってやりとりするため、これらのファイルに対してウイルス対策ソフトが動的スキャンをかけると、動作不良の原因となります。 よって、XCuteが利用するディレクトリに関しては、リアルタイムスキャンをOFFにする必要があります。 しかし、XCuteのアップロードのしくみを利用してウイルスがアップロードされた場合、システムを保護することができません。 そこで、XCuteは、自発的にウイルススキャナーを呼び出す仕組みを提供し、XCuteが利用するディレクトリに関しては、XCute自身がウイルススキャンを行います。 対応表にないウイルス対策ソフトウェアにおいては、リアルタイムスキャン除外ディレクトリが指定できることが前提となります。 指定できないウイルス対策ソフトウェアは、XCuteには対応できません。 対応表にない製品に関しましては、今後、動作確認次第、対応表に追加していく予定です。 |