Web機能について

 WebアプリとはWebブラウザを使ったシステムで、WebブラウザからURLをサーバ側へ送り(リクエスト)、サーバ側で作成したHTMLファイルを表示するものです。
具体的には、下記のようにブラウザでprocgi.exe?P=First&WriteReport=List というURLをサーバへ送ります。
すると、サーバ側ではHTMLファイルを作成し、ブラウザは受け取ったファイルを表示しています。

 URLの記述のprocgi.exe?...?以下を、一般に、クエリーストリング(問い合わせ文字)と呼びます。クエリーストリングを受け取りそれに対応したHTMLファイルをExcelで作るのがXCuteとなります。

タグ差込
 XCuteでは、ExcelのHTML変換機能を使ってExcelにHTML変換を行わせています。しかし、ブラウザでの送信ボタンやテキストボックスはExcelのHTML変換機能では作れませんので、XCuteでは入力フォームを作成するためにのタグ差込機能があります。
具体的には、ひな型シートにExcelの入力規則を設定すると、それが、送信ボタンやテキストボックスに変換されます。

Excel画面のHTML化
 作成したExcel画面をブラウザ画面に変換すると、タグ差込機能で入力規則が指定されたR11C2セルは、下記のようなタグが差し込まれブラウザのテキストボックスに変換されます。

ひな型とWriteSheet
 上図のようにXCuteは、ExcelのHTML作成機能とタグ差込機能を併用してHTMLファイルを作りブラウザへ表示させています。
作成したExcelファイルは「ひな型」と呼んでおり、ブラウザで表示する時にはシート名を指定します。
このExcelシートをブラウザで開くことはXCuteで「WriteSheet」の実行となります。