運用サーバについて

 XCuteの運用サーバーProWeb.exe について説明します。運用サーバProWeb.exe には、2つの役割があります。
1つは複数のプロジェクト(PLSファイル)の同時実行です。
もう1つは、運用時にプロジェクトの実行を監視して、保守や運用性を高めることです。
実際の運用に当たっては、必ず、この運用サーバを使って運用してしてください。
プロジェクトを機能毎に分割して開発できます。実際の開発作業でも、このProWeb.exe を使うようにしてください。

 起動は、XCuteをセットアップしたフォルダー(C:\microlab\XCute(バージョン番号))のProWeb.exe をWindowsのエクスプローラなどからダブルクリックします。
起動されたProWeb は、終了時に登録されていたPLSファイルをセットし、終了時に起動されていたXCute本体(ProLes.exe) を起動し、終了時の状態を復元します。
ProWeb.exe は起動時に終了時の状態を復元しますので、Windowsのスタートアップ・メニューへ登録し、Windowsのスタートと共にXCuteを起動させることも可能です。実務で運用されるサーバマシンでは、ProWeb.exe をスタートアップ・メニューへ登録して使ってください。



1台のマシンに、新旧両バージョンの同居などをする時には、ProWebを複数起動して対処できます。

実際の運用でProWeb.exe を使うには、必ずproles.Ini ファイルのTemplateClose2に設定し、ひな型ブックを読取専用で開く必要があります。

参照
 ○プロジェクトの登録、起動、停止、削除
 ○プロジェクトモニタ-機能
 ○ブラウザからプロジェクトの停止と起動
 ○
運用管理機能
 ○
HTTPサーバと運用サーバを別マシンで動作させる
 ○複数の運用サーバによる処理の負荷分散を行う
 ○proles.ini ファイル