EXT_SQLコマンド(特殊コマンド)
下記の「SQL文の指定」パネルではDeleteなどの値を返さないSQL文を「EXT_SQLの実行」ボタンで実行できます。同じことをExcelから実行させるのが、ひな型シートのR3C8以降のセルに指定するEXT_SQLコマンドです。
書式
EXT_SQL=レポート名!テーブル名,RxCy,SQLステートメント
EXT_SQLで実行されるSQL文は、Select以外のもので一般に結果を返しません。RxCyは、SQLが実行された結果を返すセルで、正常終了するとOKが返され、エラー終了するとエラーメッセージが返されます。
SQLステートメントが指定されていないなら、レポート名!テーブル名に指定されたSQLステートメントがそのまま仕様されます。
適用位置
ひな型シート R3C8以降のセル
使用例
下の例は、Transaction=Begin(R3C8)でトランザクションを開始し、2回OverRead(R3C9,R3C10)し、エラーが無ければTransaction=Commit(R3C11)し、R3C10などでエラーが発生すればR3C1にエラーが書き出され、それをR3C6でエラーをトラップして
R3C16へGOTOし、Transaction=RollBackしてからMessageコマンドでエラーをブラウザに表示する。(OverReadのエラーはR4C1やR5C1に残ります。)
また、R3C1に書き出されたエラーは、R3C10に
OverRead=T1,R5C2 とあるのでR5C1に複写されます。
(R3C6やR3C17の数式は文字列として表示)
利用可能バージョン
XCute
Ver9.0.0以降
参照
○ひな型シート3行目
○DBの排他制御
○OverReadコマンド
○SQL文の指定パネル