対応データベース

 X・Cuteは、Access以外のデータベースにはODBC経由で接続していますので、マシンを問わず各種データベースを利用できます。実際には、Oracle,SQL Server,DB2,DB2/400やMySQL,PostgreSQL,SQLiteでは動作検証しています。

指定できるSQL文は、以前はSelect文に限られていましたが、Ver9からはDeleteやCreate Tableなどの任意のSQL文が指定でき、且、トランザクションも制御できるように拡張されました。ただし、SQL文の文法は、指定するDBに従います。
また、DB2/400については、CallでAS400のジョブを呼ぶこともできます。

各種データベースと使用可能なデータ型
 データベースのデータ型には、文字列、数値、日付と言った基本のデータ型と、画像や音声データなどのバイナリーデータを扱うために拡張したデータベース固有のデータ型があります。
 XcuteではこれらDBメーカが独自に拡張したバイナリー型などを扱うことは出来ません。

基本データ型は、XCuteでは次のように表示されます。
 X・Cuteでの表示とその注意点を下記の表に示します。

X・Cuteでの表示 Access SQL Server Oracle DB2(AS400)
プール型 Yes/No型 bit
バイト型 バイト型 tinyint    
整数 整数型 smallint
smallint
長整数 長整数型 int   integer
S数値 単精度浮動小数点型 real
real
D数値 倍精度浮動小数点型 float
double
10進型 十進型 decimal Number decimal
通貨型 通貨型 money
smallmoney
テキスト型 テキスト型 char char char
メモ型 メモ型 varchar varchar2 varchar
text
日付型 日付/時刻型 datetime date date
(BigInteger)
bigint
注意点
  timestampは使用できません   date.time.timestampはXcute側の設定を、DateDB2.TimeDB2.timestampDB2に手動で変更します。
Bigintは、Xcute側でBigIntegerに変更します。

 Access,SQL Server,Oracleについてはデータ型の違いは意識する必要はありませんが、IBMのDB2ではつぎの注意が必要です。

DB2(特にAS400のDB2)
 DB2の基本データ型を正しく扱うように、X・CuteはVer5でデータ型を拡張しました。この拡張や注意が必要な場合は、DB2のbigintとdate,time,timestampというデータ型を扱う時です。

BigInt型
 BigIntデータ型は、DB2に接続した時点では「テキスト型」としてX・Cuteのデータ型に表示されます。「テキスト型」のままでは、X・CuteはBigIntを正しく取り扱うことはできません。
 下記のように、リストボックスを操作して、「テキスト型」を「BigInteger」に置き換えてください。


Date,Time,TimeStamp型
 AccessやOracleの日付型は、日付と時刻の両方を扱います。しかし、DB2の日付型のdateやtimeは、dateは日付のみtimeは時刻のみの取り扱いで微妙に違っています。これらの違いを吸収するには、下記のようにBigIntと同じように、X・Cute側のデータ型をDateDB2やTimeDB2やTimeStampDB2と変更し、X・Cuteの初期化ファイルproles.Iniのこれらの設定も確認しておきます。



ODBCの設定(AS400)の注意
AS400のDB2にODBCの設定を行う時、下記のようにライブラリーの指定を正しく行うようにしてください。

AS400で上記のライブラリーの設定がうまくいかない場合、テーブルなどがX・Cuteからはみえません。下図のようにX・CuteのSQLパネルでテーブル名にライブラリー名を「.」をつけて付けてSQL文を指定してください。