| 〜なにが問題になったのか〜 |
古くなったシステムのリプレースが必要となった時、そのシステム上で複数のアプリケーションが稼働しているならば、まず真っ先に仮想化が検討されることが多いのではないだろうか。 しかしながら仮想化により、ある程度のシステムの延命が可能であったとしても、最終的には稼働しているアプリケーションのメンテナンス問題が残る。
東京電機産業においては、WindowsNTで稼働しているシステムのリプレースが必要になり、仮想化も含めて検討を行っていた。 しかし、先のアプリケーションのメンテナンス性が向上するわけではなく、また、仮想化する為の費用も検討しなければいけない。
これらの問題をクリアする為、同社においては仮想化してシステムの延命をする方向を中止し、システムそのものを再構築する方法で模索していた。
同社白保氏は、新たに構築するためのプラットフォームとして、各種アプリケーションを検討していた。 まず「Dr.Sum」、「データネイチャー」の導入を検討したが、すべてを賄えるものではなく、これらの導入を断念した。 特に重視した点として、同社独自の各種付加情報を簡単に、たとえばExcelを使うかのようにつけられるかといった点であったという。
白保氏は、Excelを生かしたソリューションはないかと模索していたところXCuteを見つけ、評価を検討した。
同社においては既に他社ツール上で稼働する「予実管理システム」が存在し運用されていたが、ユーザからの反応はあまり良いものではなかった。 ユーザは、Excelライクな入力画面を望んでおり、他社ツールで作成した画面ではユーザの要望を実現することができなかったからだ。
「他社ツールは表形式の画面、Excelのようなきれいな罫線がついた画面を作ることは向いていない。 また、画面表現の自由度が低く、業務にマッチしない。 Excelの画面を生かせるXCuteに興味を持った。」と白保氏は語る。
同社のリプレース対象となるWindowsNT上で、複数の他社ツールが稼働していたが、これらをXCuteにリプレースすべく、先ずは1つシステムを作成してみる事とした。
「売上実績グラフ」という、このXCute検証用システムは、同社井戸入氏により構築された。
井戸入氏は、通常業務を行いながらXCuteを学習し、1カ月程度で本システムを構築できた。
「Excelの見た目がそのまま再現でき、画面の制御をExcel上に記述できる為、可読性の高いシステムが短期間で構築できました」と井戸入氏は語る。
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「
Xcuteを導入した経緯は、基幹系データベースから見たい情報をExcelの表やグラフを使ってWebで表示して見たいと思っていました。
ある展示会でXcuteを説明していた宮森社長のプレゼンを見る機会があり強烈なインパクトを受けました。まさに探していたWeb連携ツールだと思い、体験版で実際に使って作成し始めました。
すると本当に、難しいWebアプリの知識がなくても、Excelの表やグラフが簡単に作成することが出来て感動したのを覚えています。
他社のBIツールもいくつか検討しましたが、いずれもデータ抽出は出来ても同時に付加情報を入力して見ることが出来ないのがネックで、Xcuteでは、それが可能なところが導入の決め手になりました。
今後社内のWebフロントツールとして、さまざまな業務アプリに利用できると期待しています。
」
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 白保氏 |
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 新井氏 |
「
最初はXcute独自の操作もあり少し戸惑いましたが、Xcuteの基礎がわかる動画はとても参考になりました。
また、ユーザ・フォーラムをQ&A集として活用したり、Xcuteの質問にも丁寧に対応して頂いていますので今後は社内での使用が増えていきそうです。
」
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「
プログラミング経験がほとんどなくても、自由にWEBアプリケーションが作成できる事は大きなメリットです。
Excel関数とXcuteコマンドのみで可変の入力項目が作成できた時はXcuteの幅広さを感じました。
」
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 井戸入氏 |
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| 〜複数のシステムの構築〜 |
「売上実績グラフ」を短期間で構築し、XCuteによる既存システムのリプレースが可能であると白保氏は判断し、XCuteの導入が決定した。
各種システムをXCuteにて構築していき、「営業情報支援システム」というポータルサイトとして、すべてXCuteでシステムを構築していった。 すべてWebより利用できる統制されたシステムとして、旧システムのアプリケーションの統一に成功した。
以下に、構築したシステムを紹介したいと思う。
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[売上実績グラフ]

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「売上実績グラフシステム」
XCuteにて構築する前までは、1カ月に1度、手作業により基幹システムよりデータを取得し、Excelにてグラフを作成し、担当者にレビューするという作業、運用を行っていた。
リアルタイム性に欠け、かつ、毎回の手作業は手間がかかり、効率の良いものではなかった。
XCuteにてリアルタイムに基幹システムのデータを参照してグラフを出力するようにし、前日までの実績が手作業を伴わず、全社レベルで参照できるようになった
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[売掛残高検索画面]

[客先回答額入力画面]

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「残高確認ツールシステム」
同社新井氏により構築された。本システムも井戸入氏と同様に通常業務を行いながらXCuteを学習し1カ月で構築された。
基幹データとの連携を行い、売掛、債権確認が可能なシステムである。
XCuteで構築される前は、ファイルメーカーで本業務を行っていたが、システムを構築した前任者が異動となりメンテナンスができなくなっていた。
本ソフトを生かしてメンテナンスをするのであれば、XCuteにて再構築したほうが手間がかからないという判断であった。 また、当初の目的でもあった、旧システムのリプレースという目的も達成でき、XCuteへの1本化を進める上での判断であった。
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[ログイン画面]

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「見積システム」
細かなレビューを繰り返し、3カ月程度で構築された。XCuteの特性を生かし、構築しながらレビューをし、調整し、レビューの繰り返しが簡単に可能であったため、よりユーザの意見を取り入れたシステムが構築できた。
また、先の2システム「売上実績グラフシステム」、「残高確認ツールシステム」をXCuteで構築した経験、ノウハウが同社にあったこともあり、本システムはスムースに構築された。
本システムは、いままでAccessにて構築された物を使用していたが、作成したアプリケーションの配布、利用する端末から基幹システムへのデータベースアクセスの設定など、手間とセキュリティの面において問題があった。
Webアプリ化するにあたって、本システムを利用する担当者が混乱しないよう、Accessのインターフェイスに似た形で構築されている。
「XCuteは各種データベースに接続できるので、旧システムでつかっていたデータベースのデータ移行を考える必要がなく、手間がかかりませんでした」と、井戸入氏は語る。
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[見積一覧検索画面]

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登録済みの見積データの検索、編集等が可能な画面である。
本画面の特徴的な部分として、
「RevUp」をクリックすると、対象のデータをコピーして、新規で登録できる。
その際、見積番号が引き継がれ、リビジョン番号を任意に指定することができる。これにより、どの見積から派生したか判り易く、版数管理も容易となる。
「新規複写」は、対象のデータをコピーし、見積番号は新たに発番を行う。「RevUp」との違いは、見積の内容をコピーするが別のデータとして新規管理する点にある。
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[見積登録画面1]

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見積登録編集の画面は2つに分けられており、基本情報は本画面にて行う。
明細データを別な画面とすることにより、閲覧性を高めている
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[見積登録画面2]

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明細データは本画面にて行うが、任意に「明細情報入力エリア」を追加して、入力することができる。
ブランクの入力エリアは、常に明細の一番下に追加され使いやすさを考慮している。
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[印刷用見積書表紙]

[印刷用見積書明細]

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本システムは印刷用のExcelブックがダウンロードできる。
1シート目は、ヘッダ付きで明細が6件固定となり、それを超える明細は、2シート目に列挙される仕組みとなっている。
多量な明細は別紙として扱うことにより、体裁のよい見積書となっている。
また、Excelで見積がダウンロードできることは、印刷の体裁を整えたり、なにかコメントを書き足すなど、臨機応変に対応できる所がメリットであり、各担当者に好評だそうだ。
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