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株式会社市進
データ収集と、情報共有

Mail,FAXなどで収集していたデータをWeb入力することにより、
収集作業を大幅に効率化。 情報共有、検索を可能とすることに成功


株式会社市進

株式会社市進


名称
株式会社 市進ホールディングス
本社所在地
千葉県市川市八幡2-3-11
本社・東京事務所
東京都文京区本郷5-25-14(人事本部所在地)
代表者
田代 英壽
創業
昭和40年5月
設立
昭和50年6月10日
資本金
13億7590万円
従業員数(2009年8月現在)
606名
Webサイト
主な事業内容
小中高生を対象とした学習指導ならびに受験指導
映像配信
出版
関連機構
株式会社 市進
株式会社 市進ウィングネット
株式会社 個学舎
株式会社 市進綜合研究所
株式会社 友進
生徒数(2009年8月現在)
42,000名
事業収入
198億6000万円(グループ連結2009年2月期)
IRコード


~なにが問題になったのか~
 
Excelシートに記入したデータをMailやFAXなどで各支店、拠点から収集する業務は一般的によく行われている形式であると思われるが、その集約の手間や、データを提出する各支店の担当者の手間(データの修正や、再登録も再度MailやFAXにて行わなければならない)から、大きな負担になる業務の一つではないだろうか。
データの集約をシステム化するには、Webアプリケーションを使うのが一番近道と思われるが、そのシステムを言語系にて構築するには数百万単位の構築費用がかかるばかりでなく、メンテナンス性、日々変化する業務の追従性において問題がある。
市進においては各教室、校舎から200~300のデータエントリ週次処理を行っており、これを本部の担当者が手作業にて約1日かけて処理を行っていた。 臨時の処理もある為、業務負荷はかなり高いものであった。
同社においては汎用機を使い業務を行っているが、データ収集のシステムを汎用機にて構築することは負担が多く、簡単にデータエントリーシステムを構築できる方法はないか模索していた。
汎用機でデータ収集のシステムを作成すると構築コストが高い上に、細かな要求を満たしたデータエントリー画面を作ることは難しいと考えていた。 これらの問題を避ける為、自らの手で構築したいと考えていた。」と同社今林氏は語る。
こうして自らの手でWebアプリを構築できるパッケージ探しを開始したが、同社幾良氏により、まずStiLLが検討された。
StiLLは、これはこれで使えるという感触を得たが、自社で考える要望をすべて満たせるものではないと感じた。」と幾良氏は語る。
幾良氏の感想を受け今林氏は、XCuteの検討を行った。 Excelで作成したシートが、そのままWebアプリ画面になるXCuteを見た今林氏は、XCuteならばデータ収集業務に利用でき、かつ、基幹システムのデータ公開などにも使いやすいと確信を得た。
こうして今林氏、幾良氏はXCuteの評価を兼ねてシステムの構築を開始した。
作成開始当初は難しいと感じたが、慣れてくるとプログラムを組むより早くできると感じた。  業務の負担軽減のためにも多方面で利用していきたい。

今林氏

幾良氏
最初のうちは、なかなか思うとおりに動いてくれずX-Cuteのホームページを参考に四苦八苦…なところもあったが、今では簡単なものであれば短時間で作成可能に。  これからも試行錯誤を重ね、さらにスキルアップを図ってより有用なシステムを開発していきたい。

~XCuteの評価とシステムの構築~
 
今林氏は検索関連のシステム。幾良氏は登録関連のシステムを担当した。
当初より2名体制で開発を進めていったので、開発のノウハウ、情報をお互いに共有することができたので、スムースに開発を進めることができたそうだ。 特に、マイクロラボのホームページにあるドキュメント、サンプルが大いに役に立ったとの事で、サンプルと同じものを学習を兼ねてゼロから作ってみるなどして、XCuteによる開発技法を習得したとの事だ。 こうしてXCuteの開発技法を習得した頃には、ほぼ完全に稼働するシステムが完成した。また、簡単なシステムであれば1日もかからず構築できるという感触を得た。

以下に、構築した「データ収集公開システム」を紹介したいと思う。
本システムは、在籍データや、その他のデータを収集し、公開するシステムである。

「トップメニュー」
利用者にお知らせを告知できるようにし、かつ利用できるメニューの制限等をパスワードロックにより実現している。

「受講状況検索画面」
検索条件により集計結果がグラフ化され、見やすさを工夫している。
簡単に使えるように、必要な検索項目に絞り込まれていることが判る。

「在籍校別人数集計画面」
あいまい検索ができるようになっており、より直観的に使える工夫がなされている。
条件を変えて集計しなおすことも可能なので、より分析が行いやすい。

「教室別在籍人数画面」
教室毎の在籍状況を一覧でき、かつ、教室名をクリックすると、その教室毎の詳細に遷移するように作られている。

「イベント登録画面」
各教室から、各行事の参加人数を受け付ける画面である。
イベント毎に画面を作成することが多いが、こういった入力画面は1時間程度であれば作成できているとのことだ。

~システム構築の効果~


本部のデータ収集担当者の異動時期に合わせて、XCuteにより構築した本システムの稼働を行うことで、新しく担当者をアサインする必要がなくなり、コストダウンに繋がった。
また、各教室からは気軽にデータの検索ができ、(今まで、データの検索をする仕組みが存在していなかった)新規データも登録が行いやすく、データの修正も気軽になった。
本システム稼働前のデータの修正は、データの再登録と同じ作業となり、本部のデータ収集担当者、各教室の担当者においても負担であった。
同社のXCuteによるシステム構築において、以下のような事が判る。

・汎用機で作る程ではないシステムを、XCuteのような小回りの効くツールで構築することにより、システムの試行も簡単に出来る。
・汎用機で作成されたシステムは、細かな業務の変更に追従するのはメンテナンス、コストの問題から難しい。 XCuteで作成したシステムは、他の担当者が作成したものをメンテナンスするよりも、ゼロから構築しなおしたほうがスムースにメンテナンス出来るほど開発効率が高い為、業務の変更などに追従しやすく、コストダウンの効果が大きい。

今後、XCuteの社内開発者を増やし、さらなるシステムの拡張を検討している。
同社の事例は、汎用機でやるべき業務と、日々の変化に追従するシステムの構築のあり方を示した非常に興味深いものではないだろうか。



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