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株式会社アイ・エイチ・アイ・マリン
社内ポータルサイトの構築と基幹システムデータの公開

自らの手でシステムを構築しコストダウン、欲しい機能を実現
メンテナンス性、カスタマイズ性が高いシステムの構築に成功




  株式会社アイ・エイチ・アイ・マリン



船舶の為の各種技術サービス、船舶用部品販売等で有名な「株式会社アイ・エイチ・アイ・マリン」様より、XCuteにより自らの手で多数のシステム構築をし、成功した事例を頂いたので、ここに紹介したいと思う。

株式会社アイ・エイチ・アイ・マリン
船舶のライフサイクルサポートのパイオニア
株式会社アイ・エイチ・アイ・マリン(IMC)は、船舶の安全運航のため、その技術サービスと部品を提供する技能集団の会社です。1975年、株式会社IHIの船舶用部品販売・沖修理専門会社として設立されました。
その後、IHI建造船のアフターサービス業務、商船入渠工事の営業業務、船舶情報管理システムの開発・製造・販売業務等を引き継ぎ、1999年には、主に海外での船舶の建造支援を業務とする株式会社アイ・エム・アイを合併いたしました。
全ての新造船・就航船向けに、必要な技術支援・部品販売・機器保守点検・応急修理・入渠工事など一貫したサービスを提供しております。

社名 株式会社アイ・エイチ・アイ・マリン
設立年月日 昭和50年10月1日
資本金 1億円
株主 株式会社 アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(IHI MU)全額出資
事業目的 1.船舶、舶用機器および船舶用部品の販売・修理ならびにその仲介業務
2.船舶管理システム、舶用積付計算機の設計・製造・販売・修理
3.造船プラント並びに運搬機械の販売・修理・据付工事
4.船舶の新造ならびに改修に関するコンサルティングおよびノウハウの提供
5.発電用、荷役用、公害防止用、建設用ならびに化学プラント用機械・装置およびその部品の販売・修理・据付工事
6.倉庫保管
7.溶接裏当材販売
経営理念 夢と生き甲斐に溢れた職場から、世界のお客様に価値あるサービスを提供し、社会の発展に貢献します
従業員数 125名(2007年6月1日 現在)
関係会社 石川島船舶工程(上海)有限公司、シンコウ・エスビーエー 株式会社
役員 代表取締役社長 冨田 悠一
常務取締役 住谷 一男
取締役 鈴木 康雄
取締役 上野 隆
取締役 山川 健一
取締役(非常勤) 蔵原 成実
取締役(非常勤) 加藤 隆
取締役(非常勤) 宮田 光明
監査役(非常勤) 高見 真
監査役(非常勤) 青木 健一
ホームページ http://www.ihi.co.jp/imc/

~社内ポータルサイトの再構築~
 社内ポータルサイトは、その業務の状況に合わせ、使いやすいものに変化していくべきである。  同社において、社内ポータルサイトに利用しているグループウェアのカスタマイズ性に問題が生じていた。 業務に合わせてグループウェアをカスタマイズするには開発元に支払う工数が発生し、仕様のすり合わせ等に手間や時間がかかる。 社内ポータルサイトの開発を行っていた情報システムグループの山下氏は、この問題を解決するための方法を模索していた。
   山下氏は、グループウェアを他の開発系ソフトウェアに置き換えることにより、このカスタマイズ性の問題を解決しようと試みた。 はじめに.netによる開発を試みるが、言語系にてシステム開発を行うことは時間的に難しく、Webアプリケーション構築ツールを検討することとなり、各種ツールを検討した結果、総合的に評価しXCuteの採用を決定しようとしていた。 同部の児山氏も、自社基幹システムのデータを船舶関係のIHI海外関係会社(以下海外関係会社)に公開するWebアプリケーションの開発を計画していた。「.netによる開発はコーディング量が多く作業量が増えてしまうが、XCuteでは圧倒的に少ない作業量で開発が可能と感じます」と児山氏は語る。
 同じソフトウェアによる構築ができれば、メンテナンス性、技術情報の共有の点でも優位であると山下氏は判断し、本ポータルサイトにおける「連絡事項システム」「部門週報システム」にXCuteを採用することとした。
 「.netでの開発は、言語の習得等を考えると、とても時間的に使えるものではありませんでした。」と山下氏は語る。
 こうして山下氏は、「連絡事項システム」「部門週報システム」の2つのシステムの開発を開始した。 この2つのシステムは、検索機能、ファイル添付機能等が既存システムにはなく、カスタマイズのポイントとなっていた。 本機能はXCuteにて簡単に実現でき、いままで実現できていた機能の実装もふくめて、新規構築に要した時間は1か月程度であった。
ちょっとした疑問点等、マイクロラボのサポートにより簡単に解決できました」と山下氏は語る。
「連絡事項システム」

連絡事項を掲載するシステムである。
記事の掲載は掲載権限を持つ者のみが可能となっている。
記事には、ファイル添付が可能である。

「部門週報システム」

各部門ごとに取りまとめた週報を登録、検索することが可能なシステムである。
ファイルアップロードが可能であり、各部門ごと、独自フォーマットの週報を登録できる。
権限コントロールは、運用上行っていないが、どの端末より週報が登録されたかログを記録している。

~基幹DB公開システム(仮称)~
 時期を同じくして、児山氏による「基幹DB公開システム(仮称)」の開発も開始された。  本システムは、SQL Serverに蓄積された基幹データをWebブラウザを用いて、海外関係会社に公開するシステムである。 海外関係会社とはVPNによるセキュアネットワークが構築されており、セキュリティの点においても強固なシステムである。
 本システムは、基幹DBに蓄積された顧客のオーダーや、発送状況、部品の在庫状況等を、海外関係会社が閲覧出来るようにするためのものである。
 本システム構築前は、海外関係会社から電話及びFAX/E-MAILによる問い合わせが主たるものであった。  全世界的に活動する同社において、時差によるワークタイムのズレなども起こる。情報の要求側である海外関係会社と、情報を作成し回答する同社において両方の人手を必要としてしまい、顧客に対する回答が遅くなってしまう問題があった。
 これらの問題を解決するには、基幹DBをWebアプリを通して公開することが一番であると児山氏は考えた。 情報の要求側と提供側の手作業を一工程省略出来る上に、情報要求側は即時、情報が入手出来るわけである。
 こうして本システムの開発が開始された。 児山氏はなるべくマクロを使わないこと、SQLで出来ることは、SQLで行うことに注意してシステムを作成していった。 これにより、見通しがよく、動作速度の点においても満足なシステムが構築された。
実現できず悩んだ部分もありましたがマイクロラボに問い合わせることにより簡単に実現できました。 難しいと思っていた部分が簡単に実現でき、悩む前にマイクロラボに聞いたほうが良いと感じました。」と児山氏は語る。
 本システムは、わずか3カ月程度で構築され、本番稼動を開始した。 本番稼動を開始したのちに、利用者から機能追加の要望が上がったが、簡単に対応することができた。 こういった部分はExcelで開発するXCuteだからこそであろう。
SIerが構築したならば、およそ2000万円程度かかるのではないでしょうか」と児山氏は語る。
基幹DB公開システム(仮称)

「DELIVERY STATUS」


「QUOTATION FOLLOW UP」


「SEARCH FOR STOCK」


社内向けとして、現状運用している基幹システムでは表現できないWEBでの利点を 生かしたものを今後提供していきたい。
また、開発効率の良さを生かし、ユーザーの要求にさらに付加価値をつけれる ようなものも提供していきたい。

児山氏

~システム構築のメリット~
・社内ポータルサイト
 その時々の業務に合わせてシステムをカスタマイズしたり、気軽に新規機能追加出来る小回りの良さを実現した。 いくら開発工数が低くても、メンテナンス、カスタマイズ、新機能追加に手間がかかっては意味がない。 これらのポイントを満たしたシステムを構築することが出来た。





・基幹DB公開システム(仮称)
 今まで手作業による海外関係会社への情報提供が自動化され、海外関係会社は瞬時に情報が入手出来るようになった。 顧客に対する情報提供に、ほとんどタイムラグが生じない上に、本システムは24時間稼働しているので、ワークタイムに関係なく情報を入手出来るようになった。
 しかも、XCuteによるスピード構築であったため、サービス開始まで3か月という速さである。 欲しい機能を柔軟に付加出来るところも見逃せないポイントである。




~メンテナンス性が高いシステム構築~


 SIerの手を借りずシステムを作り上げるという精神が同社からは強く感じられる。 自分でシステムを作り上げるということは、担当者がその仕様を熟知しているので利用者(エンドユーザ)の要望にもすぐに対応出来る。 SIerにシステムを発注すると、その意思のすり合わせや後々のメンテナンスの問題等が発生する。 XCuteを使ったSIerとの共同開発は、そのあたりの問題はかなり軽減されるものの、自分自身でシステムを作成したほうが見通しが良いことは確かだ。
 本事例は、短期間構築、ユーザの要望を手軽に実現出来るメンテナンス性の高さ、そしてそれらに伴うコストダウンを実現した好例ではないだろうか。


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